2013年も無事にねぶた祭りは終了した。
各団体のねぶた画像を並べる前に、今年の総括をしてみたい。
毎年心配される天気は、5日(月)のみ雨模様となってしまった。
雨のときは山車はすべて透明シートに包まれてパレードを行う。
ちなみに今回の画像はすべてライブカムアプリのスクリーンショットである。
自宅にいながらにして遠い場所の様子がわかる文明の進化。
巨大シートの内側から空気を吹き出し、ドーム状に膨らませる。
審査日につらいところだが、ここは横並びで。
夕刻6時頃には囃子隊をしたがえてねぶたが出発する。
全行程5〜6㎞を人力で引いてコントロール。
パレードの先頭の大きな太鼓、スポンサーのねぶた、水屋車など
俯瞰でみると絵本の世界のようにみえてくる。
そして7時15分、合図の花火とともにパレードが始まる。
パレード運行ルートの国道カメラはさらに低画素なので縮小サイズで。
時間中はそれなりに降ったようだが、後半は見物人も傘をしまっている。
雨降りの平日は跳人も少ない?という危惧は回避されたようだ。
むしろ濡れるなら跳ねる側にいくほうが正しい選択。
じつのところ、今年の祭りの第一印象は「跳人が多い!」であった。
参加者を増やすための地道な努力の甲斐があったということか。
また跳人前列や見物席にもファミリー層が目立っていたように思う。
安全運行を目指し参加者の裾野を拡げるようになってきているのかもしれない。
またよけいな演出臭が減って、カオス感が戻ってきたようなのも好印象。
夜9時の合図、もしくはルートを1周したらねぶたは小屋に帰ってくる。
今回時間切れで撮り逃した子供ねぶたが数台あって残念無念。
すべてのねぶたが小屋に戻るのは10時ちかい
それから片付けやらで青森の夜はいつになく長くなる。
全日程が終わった8/8、深夜のねぶた小屋ではまだ作業中だった。
たくさんの人の心が、繋がる記憶を残していく。それが祭りだ。